反対に大森学園はリズムを取り戻し、ポジションを変えた選手や交代出場した面々が躍動感する。左MFで先発し、右SBに移った川越颯(2年)は旺盛な攻撃参加を繰り返し、途中出場で右MFに入った朝倉陸空(3年)と後半途中から左MFで起用された坂口昂樹(2年)も、積極的に敵陣へ顔を出した。
6分にFW増子翔音(2年)が惜しいシュートを放てば、主将のMF高橋元翔(3年)は25分と26分に続けて際どいシュートをお見舞いし、相手守備陣を揺さぶった。
そうして残り時間が少なくなってきた36分、ボランチ小幡駿之介(2年)の絶妙な右クロスを坂口が合わせて起死回生の同点ゴール。
1-1で80分を終え、延長戦へともつれ込んだ。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選