東京実業は前半24分、MF新藤山登(3年)が真ん中から持ち込み絶好のシュートを打ったが、球に威力がなくGKに捕球された。38分には左ウイングバック脇村卓(2年)がスピード豊かに左を突破し、チャンスになりかけたものの相手DFのタックルに遭った。この1分後、MF廣畑亮介(2年)の蹴った左CKを身長184センチの加藤が遠いポストからヘディングシュート。惜しくも右へそれて先制機を逸した。

 4月の関東高校大会予選1回戦で強豪の修徳を延長戦で負かした東海大高輪台は、序盤にビッグチャンスを迎えた。前半8分、相手CKのボールを奪って逆襲・速攻に転じると、MF水島健斗(3年)が右から運んで強烈なミドルシュートを放ったが、わずかにバーを越えていった。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選