1次予選トーナメントを9得点・無失点で勝ち抜いた東海大高輪台だが、この日は相手の激しいチェックもあって分厚い攻めにならなかった。左の廣恒龍と右の山本風雅(ともに3年)の2列目が、思ったように敵陣深くに進入できず、決定的な崩しのパス、崩しの展開はほとんど見られなかった。

 後半も敵の頑強な守備網に穴を開けられず、21分に右CKからCB安田礼(2年)のヘッドがバーをかすめたくらいで、持てる攻撃力を発揮させてもらえなかった。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選