東京都高体連U16選抜 vs 神奈川県高体連U16選抜

 昨年に続いての開催となった東京・神奈川の交流戦。前回は逆転で勝利をもぎ取った東京U-16だったが、「神奈川さんの力にちょっと圧倒されるような局面もあって、なかなか自分たちのやりたいことができなかった」(駒澤大学高・亀田雄人監督)と今回は厳しい結果となった。

 互いに牽制し合う静かな立ち上がり。そんななか、先取点を奪ったのは神奈川U-16だった。23分、中盤でのパスカットの流れからPKを奪うと、これを設楽が「(先制の場面なので)緊張はしていたが、蹴る方向は決めていたのでゴールに入って良かった」と落ち着いてゴールに沈める。攻撃に弾みのついた神奈川U-16は、28分には西城がロングボールからDFの裏に抜け出し、自らも「得意な形」と認めるゴールで追加点。さらに前半終了間際の41分には、裏に抜け出した宇留江が「中田君が自分に合わせて良いパスをくれたので相手を交わして決めるだけだった」とネットを揺らし、リードを3点に広げ前半を折り返す。

▽東京都高体連U16選抜vs神奈川県高体連U16選抜
東京都高体連U16選抜vs神奈川県高体連U16選抜