大阪U-17 vs 大阪教育大

 「優先順位を見ながらきちんとボールを大事にできる選手を選んだ」と話すのは指揮を執る汎愛の松浦祐志監督。自陣からビルドアップを試みたが、チームとして活動したのは数えるほど。阪南大高、履正社のBチームと練習試合をしたとはいえ、なかなか息が合わない。普段対戦しない大学生のスピード感に戸惑う選手も見られ、開始直後の前半3分には自陣での繋ぎをMF42柳原拓美(四条畷出身4回)に奪われ、先制点を献上する。

 出だしで躓いた大阪選抜だったが、8分には白石からのパスを受けた首藤がドリブルで自陣中央を運び、前気味に出ていたGKの位置を見てロングシュート。20分にはDFラインで奪ったボールを橋本が前線に展開。受けた首藤が倒され得たFKをゴール前に入れると、セカンドボールを拾った橋本がドリブルからシュートに持ち込んだが、大教大のDFに阻まれた。