「後半は足が止まって、ポジションを取れなくなった。攻撃も足元ばかりになって、背後へのアクションがかなり少なかった。やっぱり失点してしまうとリズムが崩れて、ゴール前まで行けなくなるのでかなり難しかった」。そう振り返るのは松浦監督で、押し込まれる時間が続き、20分と29分には上園に決められ連続失点。30分にもビルドアップのミスを柳原に決められ、0-7で試合を終えた。
大敗で終わったが、格上との対戦が持つ意味は大きい。松浦監督はこう話す。「チームとして勝ち切るのも大事ですが、個人のスキルアップが活動の狙い。各チームで主力になっている子がほとんどなので、天井を上げるというか、もっと上の意識を付けていってほしい」。
「普段は30分や35分のゲームをこなしているので、45分のゲームに慣れていなかった。限界を自分で決めてしまっていたので、限界を超えて足を動かしていかなければいけないと気付きました」と話すのは曽越で、普段の限界を超える習慣が身に付けばさらなるレベルアップも可能だろう。