前半、神戸のメンバーはプリンスリーグ関西2部での戦いを想定したメンバー。「相手がどういう形で来るか分からないので、まずは自分たちのやってきたことを出そうとチームとしても、個人としても意識していた」と話すのはキャプテンマークを巻くDF5武石大空(新3年)で相手を見ながら判断よくボールを動かし、高川学園のエリアに攻め込んだ。
最初のチャンスは前半10分。クリアボールを左前方に入れると中央のマイナスに入れて、井内がミドルシュートを叩き込んだ。続く16分にはハーフウェーラインの中央右寄りでボールを持ったFW15川端彪英(新2年)が前に出ていた高川学園のGKを見て、豪快なロングシュートを決める。攻撃の勢いは以降も止まらず16分にはMF16上野颯太(新2年)が左からのカットインシュート。24分には右サイドを破ったMF23土井口立(新2年)が角度のない位置からゴールネットを揺らし、前半だけで4点を叩き込んだ。