那覇西、宜野湾を下し4年ぶり全国の切符

那覇西イレブン(写真=仲本兼進)

 第103回全国高校サッカー選手権沖縄予選は9日、タピック県総ひやごんスタジアムで決勝が行われ、宜野湾を4-1で破った那覇西が4年ぶり18度目の選手権出場を決めた。

 令和5年度沖縄新人戦(新人選手権大会)覇者の宜野湾と、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)沖縄予選を制した那覇西による頂上対決。毎年のように「三冠制覇」を目標に掲げている那覇西にとっては、新人戦決勝で宜野湾に敗れ悲願を果たせなかっただけに「県大会最後の相手が宜野湾になり、絶対に負けたくなかった」と、那覇西主将のDF4上地克幸の気持ちは高ぶる。その思いは彼のみならずチーム全体へ波及し、「攻撃時はペナルティーエリアに5人は入りたい」という姿勢を促す運天直樹監督の下、超攻撃サッカーで頂点を狙った。

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 対する宜野湾も那覇西に対して並々ならぬ意欲を燃やしていた。22年はベスト8、昨年はベスト4で那覇西と相対したが、選手権頂点への道を閉ざされた。2年連続で苦杯を舐めた相手に、就任1年目の天願匠監督が根ざす攻撃をベースに最後まで戦い抜く姿勢を貫き、7年ぶり4度目の全国出場を目指した。

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▽第103回全国高校サッカー選手権沖縄予選
第103回全国高校サッカー選手権沖縄予選