2点先制も追いつかれ....前橋育英、3-2で薄氷の勝利 「退場に救われて…」

決勝ゴールを挙げた前橋育英FW中村太一

 1月2日、第103回全国高校サッカー選手権大会3回戦8試合が関東各会場で行われた。

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 駒沢陸上競技場での帝京大可児(岐阜代表)と前橋育英(群馬代表)の試合は3-2で前橋育英が競り勝って、準々決勝に駒を進めた。

 序盤は前橋育英。前半6分と8分にFW8オノノジュ慶吏(3年)が立て続けにゴールを決め、試合の主導権を握ったかに思われた。

 しかし前半16分、帝京大可児MF14青木嘉宏(2年)のパスからMF9明石望来(3年)が決め、1点差。さらに同じく前半27分、MF7伊藤彰一(2年)がペナルティエリア内でシュート。相手選手に当たった、こぼれ球を最後はFW10加藤隆成(3年)が決め、同点に追いついた。

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▽第103回全国高校サッカー選手権大会
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