
淑徳巣鴨 スターティングメンバー
ホームの地の利も活かし、開始から積極的に前に出る学習院。細かくパスを繋ぎながらスピード豊かに両サイドに展開、淑徳巣鴨ゴールをこじ開けにかかる。それに対し、淑徳巣鴨もカウンターから逆襲を図り、徐々にゲームを落ち着つきせると20分、ゴール正面でFKを獲得。「自分が流れを変えなきゃいけない立場だったので、何としても決めたかった」とキッカーのFW11沼尾顕成が放ったボールは綺麗な放物線を描きながらゴールネットを揺らす。「コースは少し甘かったが、狙い通り壁のスレスレを超えて入ってくれて良かった」と試合後に先制点を振り返った。
一気に流れを引き寄せた淑徳巣鴨は続く24分、ミドルゾーンでボールを奪ったキャプテンのMF10田村大翔が「得意なプレーの1つ」と自負するスルーパスを通すとダイアゴナルに走り込んだMF7皆川陽向がゴールに突き刺しリードを広げる。皆川は「相手の股の下を狙った。自分から見ても素晴らしいゴールだった」と会心の笑顔を見せた。
▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)