
新田 vs 松山北
試合の立ち上がりは通常通り両サイドを起点、仕掛けとクロスの両面を使い分ける新田に対し、松山北は守備のマーキングが定まらず後退を強いられることに。7分、左サイドに流れた7山内のクロスに逆サイドから入り込んだ11木原が打点の高いヘッドで合わせた新田の先制点も、松山北の側から見れば左サイドを崩され、3バックの1人が引っ張り出されたところにクロスを上げられ、相手をフリーでプレーさせるという内容的に厳しい失点であった。
よって松山北ベンチは直後にシステムを4-4-2とし、サイドを中心とした守備マーキングを明確に修正。これにより7松永らを起点に選手権でも相手を翻弄する場面を作ったパスワークが展開できるようになった松山北は、前半アディショナルに左サイドバックに転じた14宮本がゴール前にオーバーラップする場面を作るなど、一定の手ごたえを得て前半35分を終えた。
▽令和6年度愛媛新人戦(新人選手権大会)
令和6年度愛媛新人戦(新人選手権大会)