後半も一進一退の展開が続く中、57分に次の1点を奪ったのは松山北だった。左サイドで起点を作り、抜け出した左MFの10川口が相手との1対1を制しPKを奪うと、自ら決めて同点ゴールをゲット。その後も新田を押し込む時間帯が続いた。
ただ、押し込まれた状況にあっても新田はサイドアタックだけでない自らの強みを活かす瞬間を虎視眈々と狙っていた。63分、ロングボールに対し14尾高が相手DFと競り合ったセカンドボールを拾った18佐倉は、持ち前のスピードを活かしPA左に侵入。角度のないところから放った後半チーム初、かつ唯一となった低弾道シュートが逆サイドネットに転がり、新田が勝ち越しに成功する。
▽令和6年度愛媛新人戦(新人選手権大会)
令和6年度愛媛新人戦(新人選手権大会)