
ゴールに沸く東海大熊本星翔
ただ、「ピッチの状況もあってボールが走らない」(西岡大輝監督)ことに加え、大津の早いアプローチを受けて前線で収まりができず、なかなか効果的な形でフィニッシュへ結ぶ場面は作れず。それでも14分、右サイドから吉崎逢生がスピードを持って仕掛け、その後得たコーナーの折り返しから宮田明空が狙うなど、徐々に流れを引き寄せていく。
一方の大津は22分に大きな展開から左の有村颯太が中央に入れて渡部友翔、23分にはスルーパスを受けた岩﨑天利、34分には見事なトラップで右サイドを抜けた山下虎太郎のクロスに和泉陽光とチャンスを作るがゴールに結べない。そうした中、スコアが動いたのは37分。大津のDF松野秀亮にプレッシャーをかけた吉留幸志がボールを奪い、これを受けた宮田が落ち着いて流し込み、東海大星翔がリードを奪って折り返した。
▽令和6年度熊本新人戦(新人選手権大会)
令和6年度熊本新人戦(新人選手権大会)