初優勝を目指して食い下がった東海大学付属熊本星翔をラストプレーの逆転ゴールで下した大津が連覇を達成

大津 vs 東海大熊本星翔

 熊本市東区のえがお健康スタジアムで行われた令和6年度熊本新人戦(新人選手権大会)の決勝は、昨年の全国高校サッカー選手権大会熊本県予選決勝と同じ顔合わせ。準決勝でルーテル学院を破り連覇を狙う大津と、同じく準決勝で熊本国府から4点を挙げ、選手権に続く決勝進出で初の熊本県制覇を目指す東海大熊本星翔が対戦した。

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 ゲーム序盤は、昨年のチームでも主力の一角を担い、つい先日までJクラブのキャンプに参加していたという右サイドバックの村上慶が積極的に攻撃参加した大津が押し込んだが、前年のチームから少なくない選手が残った東海大星翔は慌てることなく自陣から丁寧にボールをつないで前進を試み、中盤の井上陽太と津﨑信太郎がうまく間に覗いて受け、大津のファーストラインを突破してからサイドへ展開する意識を見せる。

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▽令和6年度熊本新人戦(新人選手権大会)
令和6年度熊本新人戦(新人選手権大会)