昨年はインターハイ、選手権ともに全国大会出場を果たした阪南大高。ともに初戦で白星を掴みながら、2戦目で持ち味を出せずに敗れる悔しさを味わった。「インターハイの大津戦、選手権の新潟明訓戦も初戦まで準備期間があったから勝てたけど次の試合は準備期間がなく、勝てなかった」と口にするのは梅原で、今年は選手自身できちんと対応できるように話し合う機会を増やしているという。この日も上手く行かない時間帯に選手同士が声を掛け合い修正する姿が印象的だった。
そうした成長が進めば、自ずと全国での白星を増えてくる。「もちろん目指すのは全国優勝ですが、最低でも阪南大高が今まで超えることができなかった壁を超えたい」と梅原が話すように狙うのは阪南大高としての新たな景色だ。
(文・写真=森田将義)
▽第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ
第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ