就実vs 阪南大高

 DFラインは3枚だが引いて守るのではなく、前からプレスをかけるため、MF18岡田翔太郎(新3年)とMF8瀬尾優斗(新3年)が前に出て、空いたスペースに3バックのいずれが上がるのが特徴。流動的に動きながらボールを動かす阪南大高の選手を就実の選手がなかなか捕まえることができず、序盤から自分たちのペースで試合を進めると、前半4分には右サイドのタッチライン際からDF16森井陸斗(新2年)が中にパス。受けた岡田がPA右からゴール前に入り、シュートを放ったがポストをかすめた。11分には前田が後方から入れた浮き球のパスを岡田が相手を背負いながらヒールで落としたが、味方と合わない。

 見せ場を作りながら、粘り強い対応を見せた就実のゴールを奪えずにいたが、前半半ばからは梅原が躍動する。新チームになってからはCBでプレーが続いていたが、この日は久しぶりに左サイドでプレー。「やりたいポジションだったので楽しかった。5-4-1のシステムだとウイングバックの背後のスペースが空いてくるので試合前から意識していた」と口にする。

▽第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ
第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ