
桃山学院大 vs 奈良クラブユース
そんな中、先の高校選手権で青森山田撃破の原動力となった細見颯斗(高川学園)ら新入生が5人名を連ねるといえども、強度の高さは明らかに自分たちと違う大学生たちに、どんなインパクトを残せるのか。はたして彼らはそんな杞憂を前半驚きに変えてみせた。
4-1-2-3システムの奈良クラブユースは序盤こそ3-4-2-1システムからハイプレスを仕掛けた桃山学院大に手こずったものの、19分にはゴール前で揺さぶりをかけるなど、持ち前のパスワークが徐々に機能。そして迎えた29分、左サイドに流れたFW30竹内太陽(新3年)はゴールへ向かって高速ドリブル・カットインでペナルティーエリアに入ると、切り返しをかけ自らパスコースを作り、ゴール正面に入り込もうとしていたFW89正司泊天(新3年)へ優しいラストパス。そして正司は相手DFのタックルとGKのセービングを縫うように右上にシュートをズドンと決め、先制点は高校生の奈良クラブユースが理詰めで奪い取った。
▽第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ
第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ





