奈良クラブユースイレブン

 だが、桃山学院大もすかさず32分、右CKのこぼれ球をFW30荒砂洋仁(新2年・近江)が詰めて同点に追いつくと、後半は奈良クラブユースが計8人を交代させたことによる連係ミスを突き42分、MF24大垣颯音(新1年・神戸弘陵)の勝ち越し点を口火に連続3ゴール。大学生の意地を示した。

 しかし奈良クラブユースは終了間際の69分、FW51長又逢来(新2年)が右サイドからゴールライン際を突破すると折り返しのグラウンダーパス。FW37濵名元気(2年)が落とした先にいたMF57宮前俊太朗(2年)が詰め、途中出場のコンビによる芸術点の高い2点目。昨年2種登録でJ3リーグ戦出場を果たしたFW関口智也(新3年)ら主力数名をケガ、大学練習参加で欠く中にあっても、こと攻撃力は十分年上にも通用することを証明している。

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▽第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ
第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ