かくして東武トップツアーズスプリングフェスタのAチーム最終戦で実に強度の高い試合を終えた奈良クラブユース。内野監督は「思ったよりできたと思うけれども、備の課題は全部出た」と全体を振り返った上で、あえて大学生に挑む状況を組んだ理由をこう説明してくれた。

 「今年も僕たちは奈良県リーグ1部で戦う中、奈良県の高体連チームもそれぞれいい特長を持っているんですが、その半面でプリンス関西に出場できなくても強度をどう保っていくかが課題になります。だから今年はリーグのない日曜日に大学生のリーグ戦に出ていないチームと定期的にトレーニングマッチを組むことを考えています」

【次のページ】 自由形式 桃山学院大 vs 奈良クラブユース(5)

▽第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ
第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ