昌平は右2列目のMF高江洲春虎(3年)が、力強いドリブルで敵陣にもぐり込んで何度も切り崩しにかかった。左2列目の長も周りの選手を上手に使うプレーを見せ、トップ下で先発した山口は流動的な動きで攻めの起点となった。

 昌平は前半1分に立野、3分に高江洲、8分にボランチ遠藤佑太(3年)が続けて強烈なシュートを放ち、11分には右CKから立野が頭で完ぺきに捕らえたが、わずかにバーを通過。30、31分と惜しいシュートを決められなかったが、38分に先制点を奪う。

 山口が左サイドを深くえぐってセンタリング。立野と相手DFが競り合ったボールが高江洲に渡り、左足でゴール右に蹴り込んだ。

【次のページ】 第1節 昌平 vs 市立船橋(4)

▽高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2025 EAST
高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2025 EAST