先制点を挙げた高江洲はこの日が18歳の誕生日だ。実家のある沖縄を離れて入学した156センチの小柄なアタッカーは、「中学までは上背がほしかったけど、長君(167センチ)を見ていたら、全然関係ないと感じた。この2年、長君が刺激になって成長できたと思います。もっと得意のドリブルに磨きを掛けたい」とニューカマーは意気込みを示した。

 守備陣の裏へ抜けるプレーもヘッドも得意でないと言う立野だが、「キープ力とポストプレーには自信があります。相手のCBは2人とも強かったけど、自分の力を出せたと思います。(今春卒業した)鄭志鍚さんのような頼れるFWになりたい」と15歳は決意表明した。

 昌平は就任1年目で昨夏のインターハイを制した玉田圭司前監督が、今季からJリーグ名古屋グランパスのトップチームのコーチに転身したため、この3月まで市立長野(長野)を指導した芦田監督を招請。

【次のページ】 第1節 昌平 vs 市立船橋(7)

▽高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2025 EAST
高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2025 EAST