前半はシュート9本を放った昌平のペースで進行。市立船橋は6分にFKから秋が強シュートを打ったほか、22分の仲野の決定打はGK小野寺太郎(3年)の好守に阻まれ、前半のシュートは2本だった。

 後半の序盤は山口の一撃などで昌平のリズムが継続したが、半ば過ぎあたりから選手交代の効果もあり市立船橋がペースを取り戻した。

 33分に右CKからCB斉藤健吾(2年)のヘディングシュートはわずかにバーをかすめ、1分後に右から突破して放った左SB左近作怜(3年)の決定的な一打も枠を捕らえられなかった。しかし37分に同点弾が生まれる。FW小川夢成(3年)が蹴った右CKを186センチの大型CB森本陽太(3年)が、ヘディングで豪快にたたき込んだ。

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