「優勝したポルトガル(グループステージ第3節:2-1)や準優勝したオーストリア(準々決勝0ー1)。我々にとって決して届かない場所ではなかったのになぜ届かなかったのか…」

 答えはいかに決めきるか。

「決めるか、決められるかで勝敗が分かれるなか、きょうのゲームでは後半最初のシュートはせめて枠に入れなければならなかった。彼自身、どんな選手になるのか期待するとともにワールドカップを戦ってきたのであれば、なおさらPKではなく、後半はじめのシュートを決める選手にならないといけない」

 このように期待し且つ高い要求するのは2019年から23年5月までU18、U19、U20、U22と各世代で指導した冨樫監督の経歴にあるかもしれない。

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