4-1のスコア。どうしても4点取った攻撃力に目が向きがちだが、その肝は局地戦で負けないこと。セカンドボールをしっかり拾うといった球際の強さ。「(球際の強さなどは)ゲームを進めるうえで本質的なところ。そこで負けていると自分たちが描いているものはできませんし、自分たちのペースになりません」と佐藤監督。そのことを改めて思い知ったのは東京A代表で出場した前回の第103回全国高校サッカー選手権大会。準々決勝で堀越は前橋育英と対戦し0-1で敗戦。そこで特に感じたのは相手の球際の強さ。「前橋育英さんと戦って、実体験した選手が多くいます。そのことを意識したここまでの数か月。とにかくやっていかないといけない」と必要性を語った。

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▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
令和7年関東高校サッカー大会東京予選