
関西学院 vs 三田学園
この試合で目を惹いたのは三田学園の主将を務める佐伯だった。元々、左足キックの精度には定評のある選手だったが、今年に入って守備が急成長。この日の試合でも力強くボールを刈り取るシーンが目立っていた。ピッチにおける信頼感は絶大で、福島監督が「急激に大人になった。佐伯がいるからチームが活気づく」と称えるほどだ。
急成長のきっかけは現在、AFC U-17アジアカップを戦う興國のMF樺山文代志(3年)の存在が大きいという。「1月にあったU-17関西トレセンで興國の樺山を見て守備の感覚を掴んだ。実際、紅白戦で対峙してプレスのスピード感が違った。視覚外から詰めてくるとやっていて感じ、見て学べたことがたくさんあった」。
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 関西2部
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