3月に沖縄県で前橋育英と対戦した際もチームは敗れたが、個人としての手応えは掴めた。日々の練習から佐伯が強度の高さを保ち、お手本になることができれば自ずとチームも成長していくだろう。
今年のチームが目指すのは日本一だ。インターハイには3回出場しているが、選手権への出場はまだ1度も果たせていない。だからといって、県内での勝利を意識していると成長の幅も限られてしまう。「兵庫一を目指すのではなく、全国を見ないといけない。兵庫を意識していたら、例年もみたいに選手権には出られない。全国一を取る気でやっていきたい」と話すのは佐伯で、本気で日本一を狙うことでチームとして、個人としても成長を続けていく。
(文・写真=森田将義)
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 関西2部
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