シュート数で16本と1本だったが、1-0で結果的には“逃げ切った”という内容だ。

 1回戦のシュート数が12本対4本で、準決勝が18本対1本。内野慎一郎監督はこの2試合については大いに苦言を呈したが、この日は「追加点を取れなかったことは反省材料ですが、3試合目でようやくうまくいった。特に前半はワンサイドゲームでしたね」と地元開催の3位という成績にひと息つけたようだ。

 勝因は前半に先行できたことだそうで、「0-0なら(勝負の行方は)分からなかった」と言い、「数日間寝食を共にして物事を考えると、いろんな積み重ねや蓄積ができる。そういう意味で最終日まで試合をやれた価値はあります。インターハイ予選でまたここに戻ってきたいですね」と、NACK5スタジアムで行われる準決勝を遠望した。

▽令和7年度関東高校サッカー大会
令和7年度関東高校サッカー大会