東京学館浦安 vs 習志野

 習志野にとってはジリジリするばかりの逸機の連続だったが、38分に待望の得点が生まれる。

 岡田の蹴った左CKが混戦となり、素早く回収した笠原がシュート。一度はDFに跳ね返されたボールを再び笠原が拾い、今度は得意の左足で確実に仕留めた。ロングスローも投げる快足の背番号2は、「サイドバックの経験もあるので攻撃参加は得意です。でもウイングバックのほうが後ろに3人のDFがいるので、より前に出ていけて楽しい」と笑顔を振りまいた。

 前半終了間際には、岡田が左23メートル付近からFKを直接狙ったが、GKの好守に阻まれて追加点を奪えず、前半を1-0で終えた。

 東京学館浦安は相手の守備網を混乱させる展開に持ち込めず、チャンスらしいチャンスをほとんどつくれないままの40分だった。

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▽令和7年度関東高校サッカー大会千葉予選
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