後半に入っても習志野がペースを握った。5分、後半開始から投入されたFW武田耀正(3年)が、右から打った一撃はわずかに左へ外れたが、7分後に武田のアシストから決勝ゴールをものにする。
右FKのこぼれ球から展開し、武田がヘッドで前方にパス。預かったCB石黒遥斗(3年)が左足でゴール右隅に蹴り込んだ。19分には武田が左から軽快に持ち込み、ファーサイドのネットに突き刺す正確なシュートを決めてリードを広げた。
東京学館浦安は31分、CB知久大翼(3年)が鋭い弾道の中距離弾を放ってゴールを狙う強い意欲を示し、この5分後に意地を見せた。知久が中央から持ち込み、DFにブロックされる直前に左足を振り切って1点を返した。だがさすがに反撃も遅く、中央学院に0-1で惜敗した昨年と同じく初戦で姿を消した。
▽令和7年度関東高校サッカー大会千葉予選
令和7年度関東高校サッカー大会千葉予選