尚志 vs 神村学園(写真=矢島公彦)

「前半、神村さんがロングボールで来るんじゃないかという予想していたので、あまり前から追いかけず、相手を引き出して背後を取るという狙いを持っていた」と明かすのは仲村浩二監督。

「CBがずっとボールを持っていたので、相手にボールを持たされている感覚がありました。ボールが貰えるかなと思ったけど全然パスが出てこなかった」と続けるのは佐々木で、時間の経過ともにDF陣が自陣でボールを動かすだけのシーンが続いた。

 すると25分には奪ったボールを右サイドのMF18村田柊真(3年)へと展開。素早くPA右近くのスペースにパスを送ると抜け出したFW9根木翔大(3年)がドリブルからのシュートを決めて尚志が均衡を崩した。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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