
MF10佐々木悠太とGK17寺田健太郎(写真=矢島公彦)
プラン通りの得点を奪った尚志だったが、以降は「心の中でこのまま失点せずに行けるという後ろ向きな気持ちになっていた。もう一点取るというより、守ろうという気持ちに全体がなってしまった」(DF5西村圭人、3年)。受け身になった結果、後半に入ると神村学園に押し込まれる時間帯が続く。
「引いてくるチームに自分たち点が取れないイメージがあるので、サイドからのボールを合わせたり、こぼれ球を狙えたら良いなと思っていた」と後半の狙いを明かすのは佐々木で、前半とは違いMF6堀ノ口瑛太(3年)や福島が後方からのパスを引き出すことで、ピッチの幅を使ったボール回しを披露。尚志の守備を揺さぶり、竹野とDF8荒木仁翔(3年)が両サイドからクロスを入れていく。
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)



















