
キャプテンのMF19海老原翔(二宮)
「前半で自分たちの調子で出せないようなことないように、前半から飛ばして勝っていきたい」というキャプテン海老原の言葉は、この経験を糧として次のステージに向かう決意を表している。「もっと色々なことの精度を上げて、少なくとも次に後悔がないようにやっていきたい」という指揮官の言葉と共に、ブロック決勝進出という結果以上に価値ある学びを得た一戦となった。
6月の炎天下で繰り広げられた高校生たちの熱戦は、技術や戦術以上に、心の成長こそが勝利への最短距離であることを改めて教えてくれた。この日、二宮が学んだ「感情をコントロールする力」は、きっと彼らの今後に大きな武器となるはずだ。
(文・写真=西山和広)
▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選

