
秦野 vs 日大藤沢
秦野ベンチからは「守備はできてる。まだ80分あるよ」と鼓舞する粕谷啓介監督の声が飛び、その言葉通り秦野は少しずつ守備を立て直し、カウンターの機会をうかがう。しかし、流れを決定づけるアクシデントが日大藤沢を襲う。前半21分、激しい接触プレーでエースの有川が負傷退場。戦線離脱を余儀なくされる。
だが、この緊急事態が、逆に日大藤沢の結束力を引き出した。この「乗り越え方」こそ、日大藤沢がこの夏、最も向き合ってきたテーマだ。
▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選

