ハットトリック達成のFW9上田樹(流山おおたかの森)

 高校生になって初のハットトリックのFW9上田。1年生ながらチームに欠かせない点取り屋だ。

「プレッシャーはあります。試合に出られない同級生や先輩たちがいるなか、1年の自分が出ているので、毎試合結果を残さないといけないと思っています」と気を引き締める。

 これまで複数得点はあまりなかったそうだが、最近、自身のある変化に気が付いた。

「最近、見ていなくてもGKの位置、ゴールの位置がわかるようになりました。冷静に考えながらシュートが打てるようになりました」と伸びしろ十分。今後、より注目される選手となるはずだ。

 4ー0。スコアだけ見れば、流山おおたかの森の完勝だが、後半15分以降、船橋法典が押しに押した。前半同じような展開からの3失点。普通なら気持ちは切れるものだが、イレブンは諦めなかった。

【次のページ】 ブロック決勝 船橋法典 vs 流山おおたかの森(4)

▽第104回全国高校サッカー選手権千葉予選
第104回全国高校サッカー選手権千葉予選