船橋法典の野村宙夢監督はハーフタイムに「相手が後ろにやや重心をかけていたので、空いているスペース、フリーの選手がいるので使いながらやっていこうと。つなげるところはつないでいこうと」と指示を出した。
するとMF10今関礼於(3年)を中心にMF8須藤陽太(3年)、DF2君塚亜龍(3年)、後半開始から投入されたMF12野中泰志(1年)が圧をかけ続けた。すると前半ほぼなかったチャンスの回数が増え、その質も高まっていく。
後半18分、MF10今関が左サイドから進入し中央にクロス。クリアボールをMF8須藤がシュート。33分にMF10今関の好シュートは惜しくも相手GKに阻まれたものの、押し込む展開に。ゴール前にくぎ付けにしあと一歩、あと一押しと迫る船橋法典だが守備を崩せなかった。
野村監督は「フィニッシュの精度は練習でもやってきましたが、なかなか出ませんでした。前半から後半の戦い方ができていたら」と反省を口にした。
▽第104回全国高校サッカー選手権千葉予選
第104回全国高校サッカー選手権千葉予選

