試合の前半は履正社がペースを握る。履正社は14小池、11鳥山の両サイドハーフが興国のサイドバック前から仕掛け興国の強みであるサイドアタックを遮断すると、7相澤、8大重、さらに6宗佐も加わって興国のビルドアップを回収し中央突破を敢行。さらに興国のエース芋縄には5堀江、4梶谷のセンターバック陣がラインコントロールとデュエルを駆使し立ちはだかることに。履正社は8分に狙い通りのショートカウンターから6堀江が際どい枠内シュートを放つと、29分には2三崎の左クロスを9林がつなぎ11鳥山が決定的なヘディングシュート。38分にも興国ゴール前での回収から14小池がゴール前へと迫った。

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▽第104回全国高校サッカー選手権大阪予選
第104回全国高校サッカー選手権大阪予選