走り切る勇気がもたらした4つの輝き 都立狛江、 未来へ突き進む勝利
都立狛江イレブン
9月14日、都立狛江高校グラウンドで行われた第104回全国高校サッカー選手権東京予選1次予選の2回戦。連日の雨が残した湿気は重く、無風の空気が選手たちの体力を削っていく。それでも都立狛江の選手たちは走ることをやめなかった。自分たちの強みを信じて、最後まで走り抜く。その姿勢が形となり、駒場学園を4-0で下して1次予選2回戦を突破した。
「走りで負けたらしょうがない。そこはずっとトレーニングしてきた」と語るのは都立狛江の田中大翔監督だ。日常から「走れること」を積み重ねてきた自負が、この湿度の中でもブレることなく発揮された。序盤こそ互いに攻め合いながら得点を奪えずにいたが、36分、DF6箕浦健介がCKに頭から飛び込み、均衡を破った。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選