
途中出場で勝負を決める仕事を果たした都立狛江MF17木原知輝
「前日からチーム全体がいい雰囲気で入れた。走っていたら、たすく(=FW7小林翼空)からいいボールが来て、気合で押し込むだけでした」と箕浦は先制点を振り返る。前掛かりのスタンスを掲げたチームにとって、その一撃は「流れ」を引き寄せる合図だった。
ハーフタイムを1点リードで折り返すと、都立狛江は後半早々に畳み掛ける。41分、右サイドでFW8平田周吾が仕掛け、その折り返しの混戦からMF17木原知輝が押し込み追加点。さらに56分、再び木原が頭で決めて3点目を奪った。途中出場で勝負を決める仕事を果たした木原は「監督から“点を取ってこい”と言われて送り出された。こぼれ球に反応できたのも、折り返しを待てとキャプテンに声をかけて(ボールを)もらったのも、全部チームのおかげ」と語る。さらに「本当はハットトリックを狙っていたんですけど」と笑みをこぼした。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選











