
正則学園 vs 日大二
試合は両チーム、迫れども決められない膠着した展開に。得点以外の決定機と言えば、後半29分の正則学園のCKのシーンと得点後の延長後半10+1分、右サイドMF11加邉のクロスにDF19清水皓斗が頭で合わせた場面のこの2回。いずれも日大二GK1久保田啓友のファインセーブに阻まれた。
この100分の戦いを正則学園イレブンは「我慢」という言葉で表現した。
主将のMF6岩沢奏多は「試合に入りきれず、ゴールが遠く感じる、我慢のゲームになりました。こうした展開になるのは対戦相手が日大二になった時点で見越していましたが想像以上に我慢を強いられたゲームになってしまい、ひきずってしまいました」と言えば、GK1長峰柊は「前後半通して、とにかく前から後ろまで全員で我慢することを意識しました。延長のタイミングで前の選手が決めてくれると思ったので、あとは我慢するだけ。(延長の)終盤、相手のセットプレーの回数が増え、我慢の時間が続きましたが、全員で守って、ゼロで抑えられました」とギリギリいっぱいだったようだ。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

