しかし「今年1年間ずっとやってきた」(栗林コーチ)新田のディフェンス力は同点ゴールを許さず。最後は全員がペナルティーエリアに入って帝京第五のコーナーキックをはじき返した新田が3-2で帝京第五との激闘を制し、昨年の悔しさを歓喜に変えた。
タイムアップ直後に浮かべた涙も乾いた表彰式後「このチームは3年制が入学した時に全国ベスト8を掲げ、3年計画を目指してやってきた。全国でもどこまでいけるかやっていきたい」と語ったのは新田・栗林コーチ。大会MVPにも輝いたゲームキャプテンのMF7山内をはじめチーム全員がパスサッカーをブラッシュアップしつつ「結果を残す」ことにこだわったカナリア軍団は、全国の舞台でもスタイルを出しきり、かつ勝ちにこだわっていく。
(文・写真=編集部)
▽第104回全国高校サッカー選手権愛媛予選
第104回全国高校サッカー選手権愛媛予選



















