一方、苦し立ち上がりとなった城陽。失点の度に選手で集まってやるべきことを確認しあい、芝山宇光監督もピッチへ声をかけ続けるなど、士気は下がっていない。なかなかシュートまで持ち込めない展開が続いたが、前半終盤にチャンスを迎える。40分、左サイドからの折り返しが中央を通過したところを、逆サイドから走り込んだMF中貝英慈(3年)がシュートするが、ゴール前で相手選手にブロックされる。前半アディショナルタイムの40+2分にもクリアボールを拾った中盤の選手が前線へ浮き球を送り込んだところを、ゴール前でFW小倉長門(1年)がトラップからの反転してボレーシュートへ持ち込むが、わずかにミートしきらずGKにセーブされた。前半は2-0で京都先端のリードで折り返す。

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