京都先端は初戦となった2回戦で、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)京都予選の大谷を激戦の末に2-1で破り、3回戦の西京高校には10-0と大勝。その勢いは4回戦でも発揮されており、立ち上がりからハイプレスを仕掛けてボールを奪うと、素早く攻撃へ転じるアグレッシブなサッカーで試合の流れをつかんだ。この試合では、平井と川勝の2トップが攻守をけん引。守備では前線からのプレスでスイッチを入れ、攻撃でも2人の相性の良さを生かしてカウンターの先鋒となっている。攻守にハードワークが要求されているが、スピードのある平井は「守備も攻撃も全員でやる、面白いサッカー。キツいけれど、やっていて楽しいし、しっかり走って勝てたときは本当に嬉しい」と充実感を口にしている。身体を張ったプレーが特徴の川勝も「自分が起点になれば、チームメイトが次の攻撃につなげてくれる。選手権は緊張感があってやりやすい」と話している。また兄が京都橘の一員として全国を経験しており「先制点はお兄ちゃんからのアドバイスがあって、思いっきりシュートを打てた」というエピソードも打ち明けてくれた。
▽第104回全国高校サッカー選手権京都予選
第104回全国高校サッカー選手権京都予選

