京都先端附 vs 城陽(写真=雨堤俊祐)

 後半開始から城陽は2選手を交代して流れを変えようとするが、次のゴールを決めたのも京都先端だった。60分、左サイドからの折り返しをMF奥村貫汰(3年)が決めて、3-0とする。城陽はその直後の63分、右サイドから中貝のクロスを交代出場したFW吉岡颯志(3年)がヘディングで決めて1点を返す。その後も攻撃に重心をかけて必死の反撃を見せて、65分にはエリア内から放ったシュートが前に出たGKの横を通過したが、ゴール寸前のところで相手DFにクリアされてしまう。もう1点を返せば1点差に詰め寄る状況だったが67分、京都先端は前がかりになる相手の背後を「あそこは狙っていた」と平井が突いて、GKとの1対1から決定的な4点目をあげて勝負の行方をグッと引き寄せる。試合はそのまま4-1で京都先端が勝利した。

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▽第104回全国高校サッカー選手権京都予選
第104回全国高校サッカー選手権京都予選