また、3回戦まで2年生不在という状況も乗り越えた。2回戦はアメリカへの修学旅行中でチームを離れており、3回戦も帰国直後というコンディションを考慮して出場は見送られた。それもあってMF竹井琉斗(1年)とDF藤枝康太(1年)の1年生コンビが右サイドに抜擢されたが、彼らが選手権予選という舞台で奮起。そして4回戦からは2年生がメンバーに戻ってきて、DF窪田頼陽(2年)らが勝利に貢献している。
佐藤直貴監督は「先制点は出会いがしらだったが、リーグ戦で上手くいかなかった分まで選手たちが奮起してくれました」と振り返った。攻守にハードワークするスタイルについては「京都サンガのおかげです。プロのトップレベルの選手が、あれだけハードワークしている。僕たちも最低限のハードワークはがんばらなくちゃいけないよね、ということを伝えていますし、選手たちもそれぞれで映像を見てくれているようです」とJ1で初優勝へ向けて激戦を繰り広げている地元クラブの存在をあげている。
▽第104回全国高校サッカー選手権京都予選
第104回全国高校サッカー選手権京都予選

