1981年以来の優勝を目指す札幌光星がPK戦の末に旭川実を下し4強進出

札幌光星イレブン
第104回全国高校サッカー選手権北海道予選の全道大会3回戦が10月13日、北海道・帯広の森球技場で行われ、1981年以来の優勝を目指す札幌光星がスコアレスドローの末にPK戦5-4で旭川実を下し、3年ぶりの4強進出をつかんだ。
古豪復活に向けて、札幌光星が序盤からペースを握った。主将のGK渡辺悠太(3年)は、ボールを持つと両サイドハーフに直接ボールを供給。右のMF藤田孟(3年)、左のMF山口楓栞(3年)のスピード自慢の2人がサイドを駆け上がり、チャンスを作り続けた。「今日は立ち上がりからサイドハーフが相手を押せて、クロスを上げきれている印象だったので、自分のロングキックを意識的に(サイドに)入れて押し込んだ」と渡辺主将。前半残り3分の場面では、パス交換しながら左サイドを駆け上がった山口が鮮やかなゴールを決めたかに見えたが、惜しくもオフサイドの判定となり、スコアレスで前半を終えた。
▽第104回全国高校サッカー選手権北海道予選
第104回全国高校サッカー選手権北海道予選

