追加点のほしい浦和東は前半26分、丸井の右からの折り返しを谷口がヘディングで押し込んで2点目。37分には左ウイングバック藤井慶太(3年)が中央から持ち込み、決定的なシュートを放ったが、ほんのわずかにバーを越えていった。浦和東が完全にペースを引き込んだ。

 3-4-2-1の朝霞は昨年のレギュラーが5人も健在。前回大会2回戦でも浦和東とぶつかり、1-6の大敗を喫しただけにこの日は雪辱戦でもあった。

 ボランチ平島圭悟(3年)が中盤でかじを取り、左2列目の堂口叶翔(3年)が積極的にシュートを狙い、精度の高い最終パスも配給した。前半20分、右2列目の岩瀬朔翔(3年)が逆サイドを狙ってシュートしたが、惜しくも左へ外れた。

 前半は浦和東が主導権をつかみ、2-0で終了する。

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▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選