後半もペースは変わらず、浦和東は11分に谷口の右クロスに金がダイビングヘッド。少しだけ右ポストをかすめた。それでも28分、左の染谷が右の丸井にサイドチェンジし、丸井の折り返しを谷口が押し込んで3点目。アディショナルタイムには、後半29分から投入されたFW石田匠(3年)のシュートをGKがはじき、そのこぼれ球を金が蹴り込んで勝負をつけた。

 まず1点を返したかった朝霞は32分、後半20分に送り込まれたMF片平愛渡(2年)のシュートが右ポストに当たり、35分にも堂口の強烈な一撃が今度はバーをたたくなど運もなかった。さらに38分、堂口の左クロスをCB徳永凌大(3年)が右足で合わせたが、ほんのわずかにバーの上。この1分後にも片平の右クロスから堂口が打ったが、枠を捕らえられずに無得点で敗れた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選