
武蔵越生 vs 東京成徳大深谷
初戦の2回戦で城西大川越を8-0と圧倒した東京成徳大深谷は、4-4-2の陣形を取って190センチの大型FW頓宮琥太郎(3年)をターゲットにした長いボールやサイドアタックで得点機会を構築。左の鯨井遥翔(3年)、右の松尾泰希(2年)の両2列目が旺盛にボールを引き出しては外から果敢に攻め込んだ。
虎の子の1点である決勝点は、キックオフからわずか3分後に生まれた。FKのボールを頓宮がヘッドで落とし、預かったトップ下の吉田佑樹(3年)が強シュート。鯨井がDFに当たったこぼれ球に素早く反応し、ゴール左に蹴り込んだ。
追加点のほしい東京成徳大深谷は20分、CB佐々木亮(3年)が惜しいミドルシュートを放ち、36分には松尾が右から狙った一撃はGK小林汰雅(3年)に防がれる。松尾は39分にも同じ角度から決定打を放ったが、またしても小林の好守に遭った。これで得た直後の右CKでは、吉田のボールを頓宮がファーサイドからヘッドで折り返し、CB横山大平(3年)が右足を強振したがDFにブロックされ、何度かあった加点機をものにできなかった。
▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選

