秋田商が後半AT弾により明桜を下し、4年ぶり47回目の全国へ

秋田商集合写真

 第104回全国高校サッカー選手権秋田予選の決勝戦が10月24日、秋晴れのソユースタジアムで開かれた。決勝に進出したのは秋田商明桜。それぞれの強みをぶつけ合う白熱の展開を見せた一戦は、秋田商が後半アディショナルタイムの決勝点により2-1で勝ち切り、劇的な展開の末に4年ぶり47回目となる全国大会出場をつかみ取った。

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 キックオフから両チームとも高いテンションでプレーを展開。秋田商はよりロングボールを積極的に利用し、明桜はサイドチェンジを織り交ぜて前進を図る。明桜はキャプテンのDF3近江谷厳心(3年)を中心に空中戦で競り勝って相手を押し返し、秋田商はFW9竹谷柊真(3年)やMF7舟木経(3年)、MF10高橋俐貴(3年)ら前線が相手のボール回しに食らいつきカウンターを狙う。秋田商も明桜も勝負のカギはセカンドボールにあると踏んでいたのだろう。選手たちは一人が交わされても次の一人、また次の一人がカバーする集中力の高い守備を発揮。球際の競り合いで隙を見せた方が失点する、そうした緊迫感のある前半になった。

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▽第104回全国高校サッカー選手権秋田予選
第104回全国高校サッカー選手権秋田予選