
国士舘イレブン
どんな強豪でも初戦というのは緊張するもの。時にいわゆる番狂わせは起きやすい。しかし、その心のスキは国士舘イレブンにはなかった。その要因に、5月に行われた令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選の1次トーナメント1回戦で国士舘は都立石神井に1-2で敗れたが、その敗戦が大きい。
MF3白井は「インターハイ初戦で痛い目を見ました。みんなその(悔しい)気持ちが根っこにありました。きょうの試合に向け、特に変わったことはしていませんが、この1週間の練習でひとりひとり準備できていました」と苦い経験を糧にして得た完封勝利といえる。
(文・写真=佐藤亮太)
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

